宮古の美味いは居酒屋にあり!
地元で人気の名店5選
旅の疲れを癒すもよし。はしご酒を楽しむもよし。
宮古駅周辺には、老舗割烹から大衆居酒屋まで個性豊かなお店がたくさん。
どのお店も、目利きの店主が地魚をはじめとする地元の食材を厳選し提供しています。
初めて入っても居心地がよく、人懐っこい大将の笑顔に旅の疲れも癒されそう。
リーズナブルなので、はしご酒でディープな宮古の夜を楽しむのもおすすめです!
海と港が近いから、とにかく新鮮。
朝どれよりも新鮮な「昼どれ」地魚が美味い!
三陸に漁港は数あれど、宮古には宮古にしかないものがあります。例えば底引き網漁。午前2時に出港し、その日の昼過ぎに戻る「日戻り漁」で真鱈やイカなど季節の魚が水揚げされるので、鮮度が違います。午後2時に水揚げされた昼どれの魚を、3時間後の夕方5時にはお店で食べられる。輸送距離はたったの3キロ。それがどれほど美味しいか、ぜひ味わってみてください。「口開け」と呼ばれる漁の解禁日には、とれたてのウニやアワビをその日のうちに味わえるのも宮古ならではです。
漁師、せり人、買受人。
歴史ある港町を守る男たちの心意気が熱い!
開港400年の歴史を持つ宮古港では、毎朝5時半から定置網漁の船が入船。水揚げされた魚はすぐにせりにかけられ、目利きの買受人たちに見定められた魚が地元の居酒屋に卸されます。関わる人たちのゆるぎない仕事のスピード感には、宮古の魚と自分の仕事に対する誇りや、互いの信頼関係が肌で感じられます。宮古の味を守る人々の思いがつながり、宮古の「美味い!」を作り上げています。
今とれる素材の美味さを引き出す技。
個性豊かな大将との会話も楽しい!
釣りどんこにこだわった肝たたきが絶品!
ご夫婦で40年以上守ってきた宮古の名店。
和食処 浜ゆう
宮古の魚を知り尽くしたご主人が奥さんと二人三脚で営む店。季節の素材の良さを引き出す料理で、地元では「お客さんを連れて行って間違いない店」と好評です。国産の豚を大鍋で8時間煮込んだ角煮や揚げ出し豆腐などの居酒屋メニューも人気。ご主人が各地から集めた日本酒も取り揃えています。半個室のお座敷もあり。ゆっくりと宮古の味を満喫しよう。
魚は宮古の地魚だけ!
宮古の魚に惚れた大将のカッコつけないハッピーな酒場。
居酒屋 けんぼ
宮古の魚に惚れこみ、釜石から移り住んできたという大将。店で出す魚は、信頼のおける魚屋から仕入れた宮古のもののみ。通年で美味い魚はないと言い切り、2か月ごとに変わっていく旬の地魚をその時々で楽しめる料理を提供。「水が合う」という三陸沿岸の地酒や、3種類もの生ビールを取り揃えています。大将の笑顔と人柄があったかい、一人でも大勢でも楽しめるお店です。
一頭丸買いの龍泉洞黒豚が美味!
焼き鳥、宮古の魚、ワインにチーズと多彩な味が楽しめる店。
鳥もと
宮古の海・川・山と魚が好きで、45年前に奥さんと東京から移り住んだマスター。3坪の焼鳥屋から始まり、当時は東京でしか飲めなかったホッピーが受けて人気の店に。今では幅広い層に支持され、親子4代の常連さんもいるそう。味噌、醤油などの調味料は無添加にこだわり、ムール貝の酒蒸し、真鱈の昆布じめなど、宮古の魚介にも丁寧に手をかけた料理を提供します。
宮古の海鮮と選りすぐりの日本酒で思わず笑顔に。
大将の地元愛がつまった居心地のいい店。
居酒屋 笑びす
宮古出身の大将が内装にもこだわった店内は、大きなコの字カウンターが目を引くちょっとおしゃれな空間。外から来たお客さんに「宮古にまた行きたい」と思ってもらいたい、と地元飲食店の活性化にも取り組み、宮古の魚を刺身から陶板焼き、アヒージョなど多彩な料理で楽しませてくれます。千葉や八戸の新進気鋭の酒屋から仕入れた日本酒も取り揃え、飲み比べセットが人気です。
その時々の食材を活かした個性豊かな料理に脱帽!
お客さんのわがままに応えてくれる店。
かかし
東京で14年間、創作割烹の修行をしてきた二代目大将。注文の多いカウンターの店で磨いた対応力で、「お客さんが食べたいもの」と「今ある素材」を絶妙にマッチング。宮古の海鮮をはじめ、老舗精肉店が扱う牛タンや地元農園のこだわり野菜など、多様な素材を使った料理が味わえます。大将が仕込む自家製酒は、梅酒やかりん酒からメロン酒、キウイ酒などの変わり種も人気です。